ログハウスのロフト特集 – ダブテイルログハウス編【パート1】
ダブテイルログハウスのロフトから厳選したデザインをいくつか紹介いたします。
Loft Designs – Dovetail Log Homes Part 1
「ダブテイルログハウスの暖炉特集」の記事一覧
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- ログハウスの暖炉特集 – ダブテイルログハウス編【パート2】(2025年1月公開予定)
ティンバーライト in オカラ フロリ
築40年以上の歴史を持つ、延床面積347㎡を誇るダブテイルログハウス。その2階部分にあたるロフトの廊下は、開放感あふれる吹き抜け構造となっています。この吹き抜け部分を囲む手すりには、ハンドヒューン表面加工が施された木材が使用されており、丁寧に削り出されたその表面は、ログハウスの伝統的な趣を引き立てています。さらに、全体のデザインに統一感を持たせるため、ロフトのフローリング材には1階のリビングと同じ素材が採用されており、上下階が一体感を持つ仕上がりとなっています。この細部にまでこだわった設計が、空間全体の美しさと調和を際立たせています。
フィンケル邸 in ノースカロライナ州
前述の「ティンバーライト in オカラ フロリ」のスタイルとは対照的に、こちらでは天然の原木を使用したデザインの柵を取り入れることで、ログハウスならではの温かみと柔らかな雰囲気を演出しました。無垢材の質感や自然そのままの風合いを生かしたこのデザインは、力強さと素朴さが調和したログハウスの醍醐味を存分に引き出しています。
ピーターソン邸 in コロラド州中部
開放的でありながら、こじんまりとした雰囲気を兼ね備えたこのロフトは、ダブテイルログハウスの魅力を間近で堪能できる特別な空間となっています。特に目を引くのが、イースタンホワイトパインの大径材を使用して組み上げられたトラス梁で、その力強く美しい木目と精巧な構造が訪れる人々の視線を引きつけます。このロフトからは、それらの梁を間近で眺めることができ、ログハウスならではの自然美と建築技術の融合を体感することができます。
ブラックシープ牧場 in アルタ ワイオミング州
標高約2,000mに位置するアルタに建てられたこのダブテイルログハウスは、過去にマイナス43℃を記録したこともある極寒の気候に対応した設計が施されています。特に快適性を追求するため、第2のリビングスペースを暖かさが確保しやすいロフト部分に設けました。また、天井デザインには納屋スタイルのデッキを取り入れることで、全体の統一感を持たせながらも、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出しています。この工夫により、過酷な環境でも快適に過ごせるロフト空間が実現されています。