2つのログハウスを繋げたドーソン邸 in ティートン郡 ワイオミング州
米国ワイオミング州ティートン郡に建てられたダブテイルログとティンバーフレームのハイブリットハウス
The Dowson Home – Teton County, WY
ジャクソンホールを越えたワイオミング州とアイダホ州の境界に建てられた「ダブテイルログハウス」と「ハイブリットログハウスハウス(ダブテイルログとティンバーフレームの融合)」を融合させたドーソン邸を紹介いたします。
「ジャクソンホール(Jackson Hole)」とは
ジャクソンホールは、ワイオミング州にある美しい山岳地域で、主に観光地として知られています。この地域はティトン山脈に囲まれており、特にグランドティトン国立公園とイエローストーン国立公園へのアクセスが良いことで有名です。
ジャクソンの町、ジャクソンは、アウトドア活動が盛んな場所で、スキー、ハイキング、釣り、乗馬などのアクティビティを楽しむことができます。また、冬にはスキーリゾートとして人気があり、多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れます。
さらに、ジャクソンホールは野生動物の観察にも最適な場所であり、エルク、ムース、バイソン、グリズリーベアなどの野生動物が生息しています。美しい自然環境と豊富な野生生物、多様なアウトドア活動が魅力で、訪れる人々に多くの楽しみを提供しています。
1995年頃からワイオミング州を訪れていたドーソン夫妻は、9年前にイリノイ州シカゴからアイダホ州ドリッグスとビクターの間にある自分たちが設計して建てた家に引っ越してきました。しかし、ワオミング州に移り住みたいと考えていた夫妻は、アイダホ州の自宅を売って16.2ヘクタールの牧草地を買うことを決意。
自宅が売れる前に2棟のゲスト用のキャビンとガレージを建てて、家が売れたら本邸を建て始めるつもりでいましたが、家が予想以上に早く売れてしまったため、予定を変更しなければいけなくなってしまいました。既にダブテイルログハウスとティンバーフレームとダブテイルログのハイブリットハウスは完成していたので、まだ工事中だったガレージを2つのゲストルームに変えて、この3つの構造物を繋げて延床面積557㎡の1つの建物に変更することにしました。
ドーソン夫妻は、次に建てる家には自分達の故郷である伝統を取り入れたいと考えていた為、この地域でよく見られる丸太を使ったログハウスではなく、夫のマーク氏の故郷であるテネシー州で盛んな角ログハウスを採用しました。又、窓周りのカラーリングには、夫人の故郷であるスウェーデンの伝統的な白色のトリムボードと青色の木枠を採用してあります。