丘に建つティンバーフレーム
「山麓にあるティンバーフレーム」
旭川市から車で約30分ほど北に進んだ国道の脇道を少し進むと、丘の上に建つ赤い屋根のティンバーフレームが見えてくる。このティンバーフレームの正面には、小さな山と森林が広がっていて、空気の澄んだ緑の多い場所だ。家のテラスからは、緑色の絨毯を敷いたかのような一面に広がる畑を見下ろし、旭岳が見渡せる絶景のロケーションに建てられている。
2005年に建てられたこの木の家は、国内では7棟目となるティンバーフレームで、伝統構法でよく使用される頑丈なオーク材で造られているログ住宅です。
「山麓にあるティンバーフレーム」
ポーチの石は、テネシー州の自然石を使用。玄関ドア横のガラス窓から、光を取り込めるようになっている。
外壁は通期工法で、断熱材には高断熱EPSを採用しているので冬も暖かい。
吹き抜けのあるリビングには大きな窓を設けた。十分に光が差し込む設計になっている。
オーナーの希望で、隣に併設された仕事場に、冬でも外に出ることなく行けるよう、風除室に廊下を設けた。
広々とした玄関ホールの左にある小さな扉は、和室へと繋がっている。
モダンなデザインのキッチンは、機能性を重視した日本製を採用した。
テネシー州の自然石で石張を施した、リビングの中心的存在の大きな暖炉。
小高い丘の上に建つ家からは、緑色の田んぼが一面に広がっているのが見下ろせる。
開放感のある吹き抜けのリビング。一番高いところで7.5メートルある天井。
和室8畳の客間は、急な来客にも対応できるように、玄関とも繋がっている。
階段材にも、この家の雰囲気に合わせて、輸入したオーク材を使用している。
階段の踊り場から見える奥のスーペースは、間仕切りのない子供の部屋となっている。
吹き抜けのエリアは何と28畳分もあるため、従来の家には無い開放感が、癒しを与えてくれる。
オーナーご夫婦の13畳の主寝室。4.3畳のWalk-inクローゼットは、大抵の物なら収容が可能だ。
より開放感を出すため、吹き抜け側の壁を無くした子供部屋A。照明器具は手作りだ。
7畳の子供部屋B。現在は、ゲストルームとして使われている。
オーナー様からのレビュー
土地を決めてから、一年ちょっとで、家と病院が現実のものとなり、また思っていた以上の建物となり、とても、とても満足しています。暖炉も大活躍で、薪もあっという間に少なくなってしまいますが、家具を作って下さった木材屋さんから、たくさん頂けるので助かります。
ハースストーンさんのおかげで、私の理想を現実にして頂きました。本当に感謝しております。ありがとうございました。
引用元(H様 2005年12月13日)
【ログハウス住宅データ】
- 所在地=北海道上川郡鷹栖町
- 敷地面積=738.91㎡
- 延べ床面積=214.48㎡[1階=128.58㎡、2階=85.90㎡/その他=74.17㎡]
- 着工日=2005年04月
- 完成日=2005年10月
- 構法=ティンバーフレーム(トラディショオナルPLUS)
- 使用ログ材=オーク(柱サイズ=203×203mm)
- 基礎=布基礎
- 外部仕上げ[屋根材=ガルバリウム鋼板/建具=木製ドア、木製ペアガラス・サッシ/塗料=USAライフライン(2回塗り)]
- 内部仕上げ[天井材=SPF材/内壁材=塗壁/床材=T&G /塗料=ウレタン]